【体験談あり】熱性けいれんが起きた時の正しい対応

【体験談あり】熱性けいれんが起きた時の正しい対応病児保育経験ママ解説

3歳👦🏻と1歳👧🏻の子どもを育てる保育士ママ「さき」が、現場の知識+わが家の体験をもとにやさしく解説。

突然のけいれん…どうすればいい? そんな不安にそなえるための保存版ガイドです。
まずは落ち着いて、この記事の5つのポイントだけ覚えておけばOK。

熱性けいれんとは?

生後6か月〜5歳頃に多い、発熱に伴って起きるけいれん発作です。原因は急な体温上昇に脳が過敏に反応するため。多くは発熱後24時間以内に起こり、一過性で後遺症を残さないことがほとんどです。

ポイント:熱がぐっと上がるタイミングで起きやすい/まずは「安全を確保して見守る」が基本。

🔥 発作が起きたらどうする?5つの対応

パニックになるのが普通。下の手順を上から順にやれば大丈夫です。

動かさない・揺さぶらない

抱き上げたくなりますが、その場で安静に。無理に動かすのはNG。安全のため床に寝かせ、まわりの硬い物をどかします。

時間を計る(最重要)

ストップウォッチやスマホで発作の秒数/分数を記録。ほとんどは1〜2分で治まりますが、5分以上続く・繰り返すときは救急要請へ。

様子を観察して顔は横向きに

  • 目の向き・手足の動き
  • 呼吸・唇の色
  • 嘔吐に備えて顔は横向き(気道確保)

可能なら動画を撮る

医師への説明が正確になります。無理のない範囲でOK。

迷ったら119

「呼ぶほどでは?」と迷うならためらわず救急車を。
初めて/ぐったり/呼吸がおかしい/意識が戻らない等は即要請。

救急要請の目安
・けいれんが5分以上続く/何度も繰り返す
・発作後も意識がはっきりしない、呼吸が苦しそう、唇が紫…
・初めてのけいれんで強い不安がある

けいれん後の対応

  • 呼吸・意識を確認(呼吸が弱い/止まっているときは119)
  • 落ち着いたら、医療機関を受診し様子を伝える
  • 初回や不安が強い場合は救急受診

※この記事は一般的な対応のまとめです。最終判断は医療機関の指示に従ってください。

👶 わが家の体験談|1歳半の夏

7月の暑い日、発熱の直後にけいれんが始まりました。
長引いたため救急車を要請。私は観察とタイム計測、夫には動画撮影を頼みました。

救急車内で一旦治まったものの、病院で再発。同じ発熱中に2回は注意とのことで、熱が下がるまで3日間入院に。コロナ禍で面会不可、二人きりの病室生活は正直つらかったですが、無事退院できました。

現在は再発なし。ただ一度経験があると、保育園からは37.5℃でお迎えのルールに。改めて「知っていることが最大の備え」だと感じました。

まとめ:覚えておきたい合言葉

「動かさない → 時間を計る → 横向き → 観察 → 迷ったら119」

スクショ保存しておくと安心です。

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