
【体験談】子どもにスマホ・タブレットを見せすぎていた我が家の解決方法
最近では2〜4歳の子でもタブレット操作が上手になり、YouTubeやゲームが日常の一部になっています。便利な反面、「見過ぎてしまう」「やめさせようとすると大泣きする」という悩みも多いですよね。
今回は、保育士ママである私が実際に試して効果があった 「タブレット依存を防ぐ工夫」をまとめました。

我が家では、これまでタブレットを子どもの手の届く場所に置いていたため、気がつけば四六時中タブレットばかり触るようになっていました。
注意しても、しばらくしたらまたタブレットに手を伸ばし…また注意するの繰り返し。
「このままではよくない」と感じた私は、思い切ってタブレットを手の届かない場所に隠し、親が管理する方式に変えました。そして、
✅「お風呂に入ったあとだけタブレットOK」
というルールを新たに設けました。
もちろん、最初は大荒れです。
タブレットに手が届かないと分かった瞬間、大泣きして怒り狂い、床に転がって叫んでいました。
でも私は、こちらも感情的にならないように気をつけながら、
「お風呂入ったら取ってあげるね」
「後でね」
と何度も冷静に、優しく、しかしブレずに言い続けました。
さらに、トーマス好きの息子にあわせて作った「トーマスのおやくそくポスター」も見せながら説明しました。
その日は泣き疲れて寝てしまいましたが、翌朝になると息子の方から、
「おふろのあとタブレットとってね」
と言って、そしてそのままおもちゃで遊び始めたのです。
このとき私は「子どもに振り回されるのではなく、時には親が正しく管理してあげることが大事なんだ」と強く実感しました。
タブレット離れのために我が家で効果があった方法
① タブレットは「物理的に手が届かない場所」に置く
子どもはまだ自制心が育っていません。
「我慢しなさい」と言うより、最初から目に入らない場所に置いた方が、子どもも穏やかに過ごせます。

② 「使っていい時間(条件)」を明確にする
我が家のルールは 「お風呂に入ったあとだけ」。時間制限も分かりやすくできます。
③ 泣き叫んでも親は感情的にならず、繰り返し同じ言葉で伝える
怒鳴らない・言いくるめない・説得しない。
ただ「お風呂のあとね」と短く繰り返すのがポイントです。
④ おやくそくポスターを貼って見える化する
口で言うだけではなく、視覚的に理解できるようにしました。「トーマスのおやくそく」にすることで子どもも納得しやすくなりました。

⑤ タブレットの代わりに遊べるおもちゃも事前に準備
泣き止んだあとにスムーズに切り替えられるよう、レゴ・電車の線路・シールブックなどをすぐ出せるようにしておきました。
まとめ|タブレットをやめさせるのではなく「親が上手に管理する」
子どもは自分でタブレットをやめることはできません。自制心はまだ発達していないから当然です。
だからこそ、
- ✔ 手の届かない場所に置いて親が管理する
- ✔ 使える時間・条件を明確にする
- ✔ 泣かれても冷静に繰り返す
- ✔ 視覚的なルール(ポスター)で見える化する
この4つが揃えば、子どもは自然とルールを理解し、大きなケンカをせずにタブレットとうまく付き合えるようになります。
同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです😊


